お着物を着ている時に体調を崩してしまう方には、いくつかの理由があります。
生まれつき貧血の方や、血流の悪い方。
日頃運動をしない方。または、身体的な理由で運動ができない方。
疲れがたまっていたり、寝不足の方。
朝食を食べずに来られた方。
様々な事情がありますが、お客様の多くは、
けれど、たとえどんなリスクをお持ちの方でも確かなことは、その日、その方はお元気だったから、
何が変わったのでしょうか?
原因は明らかです。
お紐や帯の締めすぎにより血流が悪くなってしまったのです。
お紐を締めすぎると普段通りの呼吸ができず、次第に身体の中が酸欠
生きるために大切なこの酸素が入りづらくなると血流が悪くなり、
特に撮影中は、
次のポーズにいく際に、思い切り息を吸えれば良いのですが、
日頃から身体を鍛えている方は、
一度お着付けで辛い思いをされると、何かのイベントの時には着物ではなくドレスを選ばれる方は少なくありません。
もしかしたらお客様の着物を着られる機会を奪っているのは、私たち着付け師かもしれません。